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その引越し違法じゃないですか?白ナンバートラックでの引越しは違法です。一般貨物自動車運送事業の許可がある引越し業者を選ぼう!

今回は「なぜ白ナンバーのトラックでの引越し」はダメなのかを詳しく解説していきます。

男性

白ナンバートラックの何がダメなの?

女性

緑ナンバーと白ナンバーの違いが分からない

恐らく引越し業者を利用する際に、「緑ナンバーかどうか」の確認をする人は少ないと思います。

そして「緑ナンバーと白ナンバーの違い」をきちんと理解している人も少ない事でしょう。しかしこの違いをきちんと理解しておらず、大変な目に遭った人がたくさんいる事はご存じですか?

事例も踏まえて、説明していきます。

目次

白ナンバートラックってなに?

白ナンバーは「自家用車・商用車」で使用される一般的なナンバープレートの事です。

ここで写真を実際に見て、確認していきましょう。

こちらはヤマザキパンのトラックになります。ヤマザキパンは、「自社の商品を社員またはパートスタッフが」各場所へ配送しています。

自社の商品を配送する事は白ナンバーで何も問題がありません。

では他社の製品を、白ナンバートラックで配送する事はどうでしょうか。

そこに運賃が発生しているとそれは違法行為になります。

白ナンバートラックで引っ越しをする事は違法

今度は引越し業者のトラックを写真で見てみましょう。

サカイ引越センターのトラックになります。ナンバープレートの部分を見たら一目瞭然ですよね。

「他人の荷物を運賃を貰って運搬する場合」は緑ナンバーのトラックを使用しなければなりません。

引越しも同じです。あなたの荷物を「あなたの会社の人間が」運搬しますか?違いますよね。

引越しは緑ナンバーで行わなければならない

引越し業者がトラックで引越しをする場合には緑ナンバーのトラックを使用しなければなりません。

しかし、白ナンバーで引越しをする業者は近年増えてきています。

繁忙期など例外で認められる場合もありますが、白ナンバーで引越しをする事は基本的に違法になります。

なぜ白ナンバーで引越しをする業者がいるの?

では、なぜ白ナンバーで引越しをする業者が存在するのでしょうか?

トラックを緑ナンバーにするには「一般貨物自動車運送事業」の許可が必要となります。

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女性

その許可を取ればいいのでは???

ここまで見てくれた人は、こう思った事でしょう。しかし、この許可を取るには様々な難関が待ち受けています。

一般貨物自動車運送事業許可を取るには
  • 運行管理者を1名常勤させておかねばならない
  • 車を最低5台保有しなければならない
  • ドライバーを5名以上確保しなければならない
  • 営業所・車庫を用意しなければならない
  • 潤沢な資金証明が必要
  • 整備管理者も必要

リスクがとても多い事が分かると思います。

5台保有、5人以上の作業員を抱える事は大変な事ですよね。そのリスクが怖いから白ナンバーのトラックで違法引っ越しを行う業者がいるのです。

白ナンバートラックでの引越しは繁忙期に限り認められている

「わ」ナンバーのナンバープレートを見たことはありませんか?皆さんもご存じの通り「わ」ナンバーはレンタカーです。

事前に国土交通省に申請が必要にはなりますが、3月15日~4月15日の間の「繁忙期」に限り、レンタカーを使用しての白ナンバー引っ越しは認められています。

しかしあくまでこの15日間のみです。それ以外日でレンタカーを使用しての引っ越し作業は違法となりますのでご注意ください。

白ナンバートラックでの引越しでお客様が困る事例

男性

違法なのはわかったけど、僕には関係ないよね?

実際に白ナンバートラックを使用して、引っ越し業務を行う業者だった場合、お客様側に過失はありません。

処罰対象は業者側であり、お客様に何かしらの罰則なども当然ありません。

しかし、その業者を使用する事でお客様側にリスクは生じます。

損害賠償が適用されない

お客様の大切なお荷物を運搬する際、いくらプロとは言え破損させてしまう場合もあります。

長年引っ越し業務に従事していた私も、何度もお客様のお荷物を破損させたり、柱や壁を傷付けたこともあります。

そんな時に、大事なお荷物の補償をしなければなりません。恐らくすべての引っ越し会社が損害賠償に加入していると思います。

しかし白ナンバートラックにはその損害補償が適用されません。

白ナンバートラックを使用した、無許可引っ越し業者を利用してしまい、挙句荷物を破損された場合はほとんどの確率で泣き寝入りしなければならないのです。

違法スレスレの引越し業者に要注意!

そんな中、法律のすき間を縫って運営している業者も存在します。

違法スレスレの引っ越し会社
  1. 運送会社からトラックを借り入れて行っている
  2. 白ナンバーを使用し「作業料」を貰って運営している
  3. レンタカーナンバーを取得し、あくまで「手伝い」と言って運営している

①に関しては完全な違法行為です。しかし緑ナンバーを使用しているので見分けがつきません。

②③は特に多いので注意してください。

不要品回収業などを併用している会社は、不要品回収で使用している白ナンバー車両を引っ越しでも使用するパターンが多いです。

保険に加入しているかを必ず確認しよう

引っ越しは実際の作業に加えて「運賃」が発生します。

この「運賃」を頂くには「一般貨物自動車運送事業」の許可が必要になります。

なので「運賃」は取らず、「作業料・手伝い料」を頂くという体で引越しをする業者がいます。

そのシステムをお客様に伝えるならまだしも、ほとんどの業者はそれを伝える事をしません。

女性

じゃあ、荷物を壊された場合は?

引越しでの業務で破損などの損害補償は「運送業者貨物賠償責任保険」となります。

詳しくは東京海上日動のHPに記載してありますが、走行中、仮置き中、積み込みや荷下ろし時の破損に対応している保険となります。

要するに「引っ越し時の破損」に対応している保険となっているのです。

では「手伝い・作業料」といった場合の保険はどうなるのでしょうか

「請負業者賠償責任保険」に入っているかどうか名確認を必ずしてください。

恐らく違法スレスレの業者はこの保険に入っているとは思いますが、こちらに加入していないと損害補償をしてもらえない可能性があります。

さいごに

違法スレスレと書きましたが、正直「違法」と証明する事は難しいです。

業者側とお客様が納得して、万が一の時も口裏を合わせてしまえば違法と証明することは出来ません。

ここでは違法を推奨することは出来ませんので、あくまで注意喚起とさせて頂いています。

保険も「請負業者賠償責任保険」に加入してさえいれば万が一の時も保証してもらえます。

法律のすき間を縫った業者は、正規の緑ナンバー引っ越し業者と比べて引っ越し料金も格安設定です。

ですので、もしあなたがその様な業者を利用する場合は自己責任でお願いします。

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